オフライン(パッケージ)

【レビュー】『王府百年』:話題のマーダーミステリーとは

こんにちは、ケイです。

みなさんマダーミステリーってご存知ですか?

“”
“”
TRPGの一種?
“”
“”
ボードゲーム?

いいえ違います!

マーダーミステリーはプレイヤーが物語の登場人物になりきって行動する犯人探しゲームです。

そしてもちろん犯人探しゲームなので1度遊んだら2度と遊べないネタバレ禁止のゲームです!!

先日JELLYJELLYCAFEでマーダーミステリーのイベントがあったので参加してきました。

そこで遊んだのが『王府百年』というマーダーミステリーゲームだったんですが、

これががめちゃくちゃ面白かったのでマーダーミステリーと王府百年について紹介したいと思います。

みなさんにも是非プレイして欲しいです!!

マーダーミステリーって何?

マーダーミステリーとはプレイヤーが物語の登場人物になりきって行動する犯人探しゲームです。

登場人物の中に犯人がいますので、参加者の力を合わせて犯人を見つけだし事件を解決に導きます。(犯人役の人はなんとか逃げることを目指します。)

役になりきるとは言っても、ドラマのようなセリフが用意されているわけではないので大丈夫ですよ

マーダーミステリーでは物語のシナリオと演じる役が用意されています。参加者は登場人物の中から自分がプレイしたい人物を選びます。

各シナリオには事件当日どこで何をしていたか、自分にはどんな秘密があるかが書かれていますので、できる範囲で頭に入れておきましょう。

シナリオは何度でも読み返すことができます。

さらにシナリオにはミッションとサブミッションが記されています。

ミッションには犯人を見つけ出すこと(犯人役なら正体がばれないこと)と書かれており、サブミッションには登場人物ごとに異なったミッションが設定されています。

ミッション成功でクリア、サブミッションも達成で完全クリアといった感じです。

マーダーミステリーは誰でも嘘をつくことができます

犯人はもちろん嘘をつきますが、時には他のプレイヤーも嘘をつかなければいけない状況が出てきます。

サブミッションの達成のためとかね

ただし嘘をつきすぎると犯人じゃないのに疑われてしまうので、嘘はほどほどにした方がいいと思います。

このように誰が犯人かを推理して追いつめていく、また犯人は正体を見破られないように行動しなおかつ自分のミッションを成功させるというのがマーダーミステリーゲームです。

マーダーミステリーの特徴

・犯人を探すゲーム

・物語のシナリオ&各ミッションが存在する

・嘘は自由につける

王府百年について

ゲーム名 王府百年
ジャンル マーダーミステリー
プレイ人数 〜9名
費用 2000円〜3000円(1プレイ)
所要時間 2〜3時間
おすすめ度 ★★★★★

王府百年ストーリー

奕劻(えききょう)の逝去から100年、奕劻の邸宅であった慶親王府を
観光地として開発することとなる。
プロジェクトの発起人である羅利(らり)は開発資金を調達するため公開入札を実施した。
その後、3人の投資家が共同出資することで決定。
羅利は王府で関係者の決起会である会食を開く。
そして翌朝事件が起こる。
開発スタッフの一人である楊清華(ようせいか)の死体が王府の中庭で発見され、王府は大混乱。。。

“”
“”
つまりどういうこと?
“”
“”
歴史的建造物を観光地にするプロジェクトの共同出資が決まったので、決起会パーティを開いたら、翌朝に死体が発見されたってことだよ

ゲームの進め方

王府百年の流れはこんな感じです。

ここにタイトルを入力

[ptimeline] [ti label=”STEP1″ title=”タイトル1”][/ti] [ti label=”STEP2″ title=”タイトル2″][/ti] [ti label=”STEP3″ title=”タイトル3″][/ti] [ti label=”STEP4″ title=”タイトル4″][/ti] [ti label=”STEP5″ title=”タイトル5″][/ti] [ti label=”STEP4″ title=”タイトル4″][/ti] [ti label=”STEP5″ title=”タイトル5″][/ti] [/ptimeline]

[ptimeline]

[ti label=”STEP1″ title=”ルール説明”][/ti]

[ti label=”STEP2″ title=”キャラクターと台本確認”][/ti]

[ti label=”STEP3″ title=”推理パート1”][/ti]

[ti label=”STEP4″ title=”推理パート2”][/ti]

[ti label=”STEP5″ title=”推理発表と犯人予想”][/ti]

[ti label=”STEP6″ title=”犯人発表と得点計算”][/ti]

[ti label=”STEP7″ title=”事件の全容”][/ti]

[/ptimeline]

1.ルール説明

簡単なルール説明と、シナリオの導入部ストーリーを聞きます。
正直、頭に入ってきませんが、しっかり聞きましょう。

2.キャラクターと台本確認

各プレイヤーに割り振られた登場人物の背景や事件当日の行動・ミッションについて、自分の台本を確認しましす。

プレイヤーは犯人を捜す(犯人の場合は逃げる)以外にミッションという個別の勝利条件があります。

ネタバレになるのであまり言えませんが、犯人探し+ミッションの成功が満たされて完全勝利となります。

”ミッションの存在”によって推理が撹乱し、王府百年をより面白いものにしています。

3.推理パート①

推理パートでできることは2つ

①他プレイヤーへの質問&密談

②アクションポイントの使用

推理パートでは他のプレイヤーへ質疑応答をすることで犯人やそれにつながる手がかりを探します。

また、2~3人で席を外して”秘密の取引”や”話し合い”も可能です。

さらにアクションポイントを使って、秘密を知りたい登場人物や場所の情報を入手することができます。

推理パートに手番はないため、全てのプレイヤーがリアルタイムで自由に議論やアクションを行います。

アクションポイントの使用で登場人物や犯行現場のヒントを入手

4. 推理パート②

アクションポイントが補充され、再度推理パートを行います。

5.推理発表と予想

最終的に犯人だと思うプレイヤーを紙に書いて投票します。

各々が自分の推理を発表するのでそれを聞いた上で、犯人と思う人物を決めましょう。

6.犯人の発表と得点計算

犯人の発表と各自のミッションの達成状況をGM(ゲームマスター)より発表されます。

7.事件の全容と感想

結局、王府百年の事件はなんだったのか、全容をGMより展開されます。
そしてみんなで感想を言い合ったら終了です。

王府百年の登場人物

登場人物はネタバレになってしまうため、あえて書きません。

ただしどのキャラクターを選んでも楽しめること間違いなしです。

参加される方は自分がなりたいキャラクターになるのがいいと思います。

キャラクターに関してSNSで検索をかけるとネタバレになる可能性があるため注意

“”
“”
シロクマ君は誰をやったの?
“”
“”
僕は王小馬っていう被害者の彼氏を演じたよ!

王府百年のポイント

王府百年おすすめポイント

①推理小説の世界に入ったかのような没入感

②全キャラクターで推理が楽しめる

マーダーミステリーはその世界観に自分が入り込めるというのが新しいですね。

某ボードゲームカフェにて『そのプレイ感まるで推理小説を1本読むが如く』と綴っていましたが、全くその通りでした。

あと人狼だと経験者と初心者の力量の差が出てしまいますが、マーダーミステリーは1度遊んだら2度とプレイできないゲームですので、

参加者間で経験値の差があまり出ず全員で推理を楽しめるのも魅力的だなと思いました。

ただ犯人は他のキャラクターよりも考えることが多いので注意が必要です。

“”
“”
ゲームマスターに「犯人じゃない役をください」とこっそり行ってみてもいいかもしれません




王府百年どこで遊べるの?

JELLYJELLYCAFE

ディアシュピール

ボードゲームショップ&スペースギルド

上記以外のボードゲームカフェでもマーダーミステリーのイベントが開催されています。

ただマーダーミステリーはぱっと行ってできるゲームではないため、
開催日時をしっかりとチェックしてください!!

twitterの感想

王府百年:商用利用開始

王府百年を店舗で講演したいという事業者の方は

ディアシュピールに問い合わせるといいかもしれません。

Twitter

おわりに

ゲーム終盤には参加者間での協力や裏切りなどの人間模様をみることができ、本当にドラマや小説の中に入った気分を味わうことができました。

人狼やTRPG、謎解きが大好きな方は絶対ハマりますね。

追記:マーダーミステリー専門店&ウェブマガジン登場

JELLYJELLYCAFEオーナーの白坂氏によるマーダーミステリー専門店『ラビットホール』が登場しました。

このブログで紹介した王府百年や約束の場所への他に”双子島神楽歌”というマーダーミステリーもプレイすることができます。

さらにマーダーミステリー専門のウェブマガジン『トリプルエム』も登場しました。

まだ有名になっていないマイナーなマーダーミステリーの情報を仕入れることができます。

いち早くマーダーミステリーの情報が欲しいという方はぜひのぞいてみてください!!

以上、ケイでした。

マーダーミステリー関連記事
何度だって青い月に火を灯した:グループSNE制作のマーダーミステリー(ネタバレなし)こんにちは、ケイ(@twitter)です。 今回紹介するのは”何度だって青い月に火を灯した”です。 ”何度だって青い月に火を...
九頭竜館の殺人:グループSNE初のマーダーミステリー作品(ネタバレなし)こんにちは、ケイ(@twitter)です。 今回紹介するのは”九頭竜館の殺人”です。 ”九頭竜館の殺人”はグループSNEがパ...
【レビュー】『王府百年』:話題のマーダーミステリーとはこんにちは、ケイです。 みなさんマダーミステリーってご存知ですか? いいえ違います! マーダーミステリーはプレイヤーが物語...
【マーダーミステリー】約束の場所へってどんなゲーム?準備するものは?【感想】こんにちは、ケイです。 最近、専門店も登場し盛り上がりを見せている話題のゲーム、マーダーミステリーをやってきましたよ!! 今...
双子島神楽歌:ラビットホールのオリジナルマーダーミステリー体験してきましたこんにちは、ケイです。 ずっと行ってみたかった場所、マーダーミステリー専門店のラビットホールに行ってきました!! そしてラビ...