正体隠匿系

【レビュー】オブスクリオ:イラストで伝える新感覚の正体隠匿ゲーム

こんにちは、ケイです。

9月の頭からずっと気になってたボードゲーム、オブスクリオが届きました!!

オブスクリオは正体隠匿×イラスト連想ゲーム系のボードゲームです。

メーカーはディクシットやミステリウム等、イラスト連想ゲームでおなじみLibellud (リベリュー)から発売されています。

ディクシットと同様にオブスクリオでもイラストの綺麗さや独特の世界観が楽しめますね。

今回はオブスクリオについて紹介していきます。

 

ゲーム名 オブスクリオ(OBSCRIO)
ジャンル 正体隠匿×推理×連想ゲーム
プレイ人数 2〜8人
対象年齢 10歳以上
所要時間 45分
メーカー Libellud

『オブスクリオ』ってどんなゲーム?

オブスクリオは魔法の図書館が舞台の非対称協力型連想ゲームです。

プレイヤーの1人が”魔法書”になって他プレイヤーである魔法使いを導き、正解の扉へ向かわせ脱出を目指します。

しかし仲間の中には裏切り者が潜んでいます。裏切り者は魔法の書が出すヒントを邪魔することができます。

裏切り者の妨害を乗り越え脱出することができるのでしょうか?

簡単にまとめるとこんな感じです。

オブスクリオとは
  1. 非対称協力型ゲーム:1人だけプレイヤーにならない
  2. 正体隠匿要素:プレイヤーの中に一人裏切り者がいる
  3. イラスト連想ゲーム:出口となるイラストを探し当てる

非対称協力型ゲーム

オブスクリオは非対称協力型ゲームというジャンルなので、全員が同じ役職を使うわけではありません。

プレイヤーの1人が”魔法の書”という役を担い、他の魔法使いを正解の扉へと導かなければいけません。

オブスクリオ:魔法の書

魔法の書は具体的に何するの?

魔法の書は正解の扉(イラスト)を確認し、イラストを使って他プレイヤーにヒントを出します。

魔法の書にイラストを2枚セットし、正解のイラストへの手がかりになるような箇所に胡蝶マーカーをおきます。

魔法の書はあくまでも書物なので話すことができません。

なので魔法の書にイラストを映し出しマーカーでヒントを出すしかありません。

しかし”ヒントを邪魔する罠”が行く手を阻んできます。

上の写真では魔法の書のイラストが白い霧で覆われていたり、赤色の光で包まれています。

これは本当に見にくい・・・

数々の罠をかいくぐり、正解の扉へと導きましょう。

この中に裏切り者がいる

オブスクリオには正体隠匿要素も入っています。

魔法使いであるプレイヤーの中に1人だけ裏切り者が存在します。

裏切り者は魔法使いの推理を邪魔するべく、正解の扉と似ている扉に行かせようとしてきます。

選べるキャラクターは全部で7名、キャラクターごとに特有の能力などはないためどれを選んでも構いません。

右下の魔法使いは裏切り者感が強いビジュアルですね。

どのプレイヤーが裏切り者になるかはゲームの最初にカードによって決定します。

裏向きでカードを配り、表に紫色の紋章が描かれているプレイヤーが裏切り者

 

裏切り者がすることはイラストの選択肢に自分が選んだイラストを紛れ込ませること、他プレイヤーを正解以外の扉に誘導することの2つです。

正体隠匿というと犯人役は嘘をついたり、人狼では他の役職になりきる必要がありますがオブスクリオではそこまでする必要はありません。

人を騙すとか会話で嘘をつくといった感じじゃないため、正体隠匿系が苦手な人でもやれるのは魅力です。

勝利条件

裏切り者の魔法使いを探し出し、出口から脱出する。

失敗条件

裏切り者を見つけられず脱出に失敗する。

 

オブスクリオ:内容物

胡蝶マーカー2枚

幻影カード84枚

書台1枚

折りたたみ式カードホルダー1つ

ゲームボード1枚

忠誠カード7枚(仲間×6、裏切者×1枚)

キャラクターチップ7枚

キャラクターカード7枚

プラスチック製のシート4枚

前進マーカー1つ

砂時計1つ(約60秒)

袋1つ

罠トークン14枚

結束トークン30枚

消えゆく部屋タイル1枚

お値段も5000円を超えるだけあって、内容物(コンポーネント)はしっかりしています。

魔法の書

イラストを差し込みプレイヤーにヒントを出すための魔法の書です。

写真じゃ伝わらないですが、すごい重厚感があります!!

こんな感じで魔法の書が他プレイヤーにヒントを出すために、マーカーを貼り付ける必要があるため魔法の書には磁石が入っています。

単純ですが重みがあるとテンションも上がりますね!!

カードホルダー

魔法の書&裏切り者がイラストカードを選ぶ時に使うカードホルダー

折りたためるようになっていますが、広げると箱の2倍くらいあり大きいです。

イラストカード

計84枚のイラストカード(幻影カード)

ディクシットよりもファンタジー感が強くなっている一方、抽象性は薄くなっています。

個人的にはオブスクリオのデザインの方が好きです。

イラストカードの一部をお見せします

オブスクリオの大まかな流れ

オブスクリオはターンを繰り返すことで進行していきます。

各ターンは5つのステップに分かれており、毎ターン脱出の扉を当てることを目的にプレイしていきます。

  • STEP1
    ターンの準備

    準備ステップでは罠トークンを1枚ないし数枚袋から取り出さなければなりません。

    罠トークンの袋

    罠トークン

    罠トークンはプレイヤーにとって不利なものが多く推理を妨げます。

    例えば魔法の書のヒントを見にくくする霧や赤い光があります。

    妨害されていないヒントがこれだとすると

    妨害後はこうなります。

    やってみると分かりますが、予想以上に見づらいです。

    その他の罠トークン

    ・裏切り者に脱出路カードを見せる

    ・魔法使い同士で話してはいけない

    ・イラストカードを1枚非表示の状態でプレイする

    ・イラストカードの選択肢が1つ増える

     

  • STEP2
    脱出路&ヒントの用意

    魔法の書はイラストカードから1枚引きます。そのカードが今回の脱出路になります。

    脱出路のカードは魔法の書以外には見せず、裏向きのまま置いておきます。

    その次に魔法の書はイラストカードを2枚引き、表向きで書台にセットします。

    そしてこのイラストカードに胡蝶マーカーを置いてプレイヤーにヒントを出していき、正解へと導きます。

  • STEP3
    裏切り者のターン

    裏切り者はカードホルダーの中から好きなイラストカードを2枚選びます。

    その2枚を脱出路カードの上に裏向きで置きます。

    脱出路カード1枚+裏切り者が選んだカード2枚+山札から引いたカード3枚の合計6枚を裏向きでシャッフルして、場にセットしたらゲームスタートです。

  • STEP4
    扉を選ぶ
    魔法使いたちは脱出路カードはどれなのかを話し合います。

    各プレイヤーはこの扉が正解だと思う場所に自分のマーカーを置いていきます。

    この時、誰か一人でも正解の扉に置いていたら次へ進みます。

  • STEP5
    ターンの終了

    罠トークンは全て袋に戻し、自分のマーカーを手元に戻して再びSTEP1ターンの準備に戻ります。

    場合によっては裏切り者の告発フェイズに移ります

裏切り者告発フェイズ

裏切り者告発フェイズは規定数の結束トークンを失うことによって始まります。

 

結束トークン

プレイヤーがイラストを間違えた時になくなるトークン

全てなくなるとゲームオーバー

正解の扉を間違えた場合、結束トークンを失います。

 

結束トークンは線が引かれている左側から消費していき、左側のトークンがなくなり次第裏切り者告発フェイズに突入です。

裏切り者告発フェイズでは各プレイヤーが裏切り者だと思うプレイヤーに投票していきます。

最多得票数のプレイヤーが”裏切り者”として告発されます。もしここで裏切り者を告発できればそのままステップ1に戻りゲームを続行します。

裏切り者を告発できなかった場合は数少ない結束トークンを2つ失い、裏切り者を当てるまで繰り返します。

全ての結束トークンを失い、このイラストがあらわになった時プレイヤーたちは敗北します。

ミステリウムと似てるけど違う

引用)ホビージャパン:ミステリウム

1人が導き手となるカード連想ゲームと言えばミステリウムですよね。

オブスクリオもミステリウムに似ている部分はありますが、導き手(魔法の書)の負担が非常に軽くなっています。

ミステリウムはプレイヤーごとにヒントを選ばなくてはならないため、5、6人でプレイすると各プレイヤーへヒントを用意するだけでめちゃくちゃ時間を取られます。

その点、オブスクリオは魔法の書にセットされたイラストにヒントマーカーを乗せるだけなので非常に手軽です。

他のプレイヤーの待ち時間が減るので、ゲームもダレません。

あとディクシットのルールさえ知っていれば、オブスクリオのカードを使ってディクシットを遊ぶこともできます。1つのボードゲームで2つ遊べるなんて素敵ですね笑

ホビージャパンtwitter

オブスクリオをもっと詳しく知りたいという方はホビージャパン公式サイトへ

ホビージャパン公式サイト

おわりに

私は正体隠匿系ボードゲーム大好き野郎です、

なのでシャドウレイダーズ、レジスタンスアヴァロン、インサイダーゲーム、目撃者たちの夜、白雪姫のアッブルーレットなど大体ハマってます!!

オブスクリオは正体隠匿系の中でも犯人側(裏切り者)の負担が重くなく、正体隠匿が苦手という方でもできるのが魅力です。

オブスクリオを面白いと思ってくれた方は他の正体隠匿系も見てみてください。

きっと面白いボードゲームが見つかると思います!!

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