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【マーダーミステリー】約束の場所へってどんなゲーム?準備するものは?【感想】

こんにちは、ケイです。

最近、専門店も登場し盛り上がりを見せている話題のゲーム、マーダーミステリーをやってきましたよ!!

今回プレイしたのは”約束の場所へ”というマーダーミステリーです。

明るいパッケージやん
だけどここから殺人事件が起きます

前回プレイしたマーダーミステリーの王府百年も面白かったので”約束の場所へ”も期待していました。

実際プレイしてみて、やっぱりおもしろかったです!!

ただどちらかといえば王府百年よりも初心者向けだなと感じました。

マーダーミステリー未プレイの方はぜひ”約束の場所へ”をプレイしてみて欲しいです。

今回はマーダーミステリー&約束の場所へについてネタバレなしで紹介します

そもそもマーダーミステリーって何?

マーダーミステリーとはプレイヤーが物語の登場人物になりきって行動する犯人探しゲームです。

登場人物の中に犯人がいますので、参加者の力を合わせて犯人を見つけだし事件を解決に導きます。(犯人役の人はなんとか逃げることを目指します。)

役になりきるとは言っても、ドラマのようなセリフが用意されているわけではないので大丈夫ですよ

マーダーミステリーでは物語のシナリオと演じる役が用意されています。参加者は登場人物の中から自分がプレイしたい人物を選びます。

各シナリオには事件当日どこで何をしていたか、自分にはどんな秘密があるかが書かれていますので、できる範囲で頭に入れておきましょう。

シナリオは何度でも読み返すことができます。

さらにシナリオにはミッションとサブミッションが記されています。

ミッションには犯人を見つけ出すこと(犯人役なら正体がばれないこと)と書かれており、サブミッションには登場人物ごとに異なったミッションが設定されています。

ミッション成功でクリア、サブミッションも達成で完全クリアといった感じです。

マーダーミステリーは誰でも嘘をつくことができます

犯人はもちろん嘘をつきますが、時には他のプレイヤーも嘘をつかなければいけない状況が出てきます。

サブミッションの達成のためとかね

ただし嘘をつきすぎると犯人じゃないのに疑われてしまうので、嘘はほどほどにした方がいいと思います。

このように誰が犯人かを推理して追いつめていく、また犯人は正体を見破られないように行動しなおかつ自分のミッションを成功させるというのがマーダーミステリーゲームです。

マーダーミステリーの特徴

・犯人を探すゲーム

・物語のシナリオ&各ミッションが存在する

・嘘は自由につける

約束の場所へについて

ゲーム名 約束の場所へ
ジャンル マーダーミステリー
プレイ人数 6名
費用 2000円〜3000円(イベント参加費)
所要時間 2〜3時間

 

約束の場所へストーリー

春も終わりかけたころ、スポーツ特待生の「裕也」は、あるイベントを企画した。リーダー「真司」の家族が所有する別荘に泊まり、近くにある有名な恋愛成就のほこらを観光しようというものだ。参加者は裕也の彼女「夏希」、そのおてんばな妹「夏海」、そして夏希が誘った内向的な文学少女「汐璃」と助教の「慶一郎」である。夏希はこの旅行で汐璃に友達ができればと思っていた。

旅行は2泊3日の計画だったが、予定通りとはいかなかった。まずは真司が買うコーラを間違えたことが原因で裕也と口論になった。また、日程のことで全員の間に不和が生じたりもした。間に合わせの夕飯を取り、ロビーでテレビゲームをして各自が部屋に戻るころには、窓の外で大粒の雨が降っていた。まるでトラブル続きのあなたたちをあざ笑うかのように……。

翌日、太陽とともにやってきたのは爽やかな朝ではなく、険しい顔の警察官であった。警察官はにわかには信じがたい情報を口にする。「裕也の死体が恋愛成就のほこらで発見された」というのだ。昨日の大雨のせいで、外部の警察が応援に来るには時間がかかる。最後に被害者と一緒にいたあなたたちは、当然、捜査への協力を要請される。場を支配する沈黙の中で、皆は同じ考えを口に出せないでいた──犯人はこの中にいるのだろうか?

引用『ゲームマーケット:約束の場所へ』

とても長いですね。

みなさん読み飛ばしたことでしょう

“”
“”
簡単に説明してくれ
“”
“”
大学生グループが近くの恋愛成就スポットへ2泊3日の観光に出かけたら、2日目の朝にグループ内の男が恋愛成就のほこらで死んでいたっていうストーリーだよ

約束の場所へをプレイするにあたっての準備

約束の場所へのプレイするにあたり準備を紹介します。

プレイするにあたっての準備
  1. 役割表を記載するための名札
  2. メモ用紙
  3. 筆記用具
  4. シナリオや登場人物の予習

マーダーミステリーは登場人物がいつどこで何をしていたかを覚えていないといけないのでメモをとることが多いです。

全国展開をしているジェリージェリーカフェなどお店で開催されるマーダーミステリーイベントに参加する場合は用意していると思いますが、

それ以外の場合はメモ用紙&筆記用具くらいは準備していったほうがいいです。

あとはシナリオや登場人物の予習です。

当日説明されるからいいやん
そう思ってると痛い目を見るかもしれません

確かにイベント当日に説明してくれますが、1回聞いただけで覚えきれますか?

この約束の場所へは日本向けのマーダーミステリーなので覚えやすいですが、

以前プレイした王府百年は中国向けのマーダーミステリーなので、登場人物や地名など全てが中国語だったため、

登場人物やシナリオを覚えるのに時間がかかりました。

より推理に集中するために、不安要素はなくしておくに越したことはないので予習をしていったほうがいいかと思います。

ゲームの進め方

約束の場所へのゲームステップとしてはこんな感じでした。

ゲームの流れ

[ptimeline]

[ti label=”STEP1″ title=”ストーリー紹介”][/ti]

[ti label=”STEP2″ title=”キャラクター選択・シナリオ読み”][/ti]

[ti label=”STEP3″ title=”第1フェイズ:現場調査”][/ti]

[ti label=”STEP4″ title=”第2フェイズ:全面捜査”][/ti]

[ti label=”STEP5″ title=”推理発表と犯人予想”][/ti]

[ti label=”STEP6″ title=”犯人発表”][/ti]

[ti label=”STEP7″ title=”事件の全容”][/ti]

[/ptimeline]

1.ストーリー紹介

簡単なルール説明と、シナリオの導入部ストーリーを聞きます。
ストーリーはいつでも確認できるので必死に覚える必要はありません。

2.キャラクター選択・シナリオ読み

各プレイヤーに割り振られた登場人物の背景や事件当日の行動・ミッションについて、自分の台本を確認しましす。

プレイヤーは犯人を捜す(犯人の場合は逃げる)以外にミッションという個別の勝利条件があります。

ネタバレになるのであまり言えませんが、犯人探し+ミッションの成功が満たされて完全勝利となります。

”ミッションの存在”によって推理が撹乱し、マーダーミステリーをより面白いものにしています。

3.第1フェイズ:現場調査

捜査でできることは2つ

①他プレイヤーへの質問&密談

②調査ポイントの使用

推理パートでは他のプレイヤーへ質疑応答をすることで犯人やそれにつながる手がかりを探します。

また、2~3人で席を外して密談をすることもできます。

密談とは

他のメンバーには聞かれたく内容を別室で話すこと

さらに調査ポイントを使って、秘密を知りたい登場人物や場所の情報を入手することができます。

調査ポイント
ヒントカード

捜査中は手番がないため、全てのプレイヤーがリアルタイムで自由に議論や調査を行います。

調査ポイントの使用で登場人物や犯行現場のヒントを入手

4.第2フェイズ:全面捜査

第1フェイズで消費した調査ポイントを補充され第2フェイズの全面捜査に移行します。

第2フェイズは60分あり、前半が密談のみ可能で後半では全てのプレイヤーが集まって話し合いをします。

全員が集った時に犯人を当てましょう。

5.推理発表と予想

最終的に犯人だと思うプレイヤーに投票します。

各々が自分の推理を発表するのでそれを聞いた上で、犯人と思う人物を決めましょう。

警官のプレイヤーだけ1.5票分あります

6.犯人の発表と得点計算

犯人の発表と各自のミッションの達成状況をGM(ゲームマスター)より発表されます。

7.事件の全容と感想

結局、”約束の場所へ”の事件とはなんだったのか、全容をGMより展開されます。
そしてみんなで感想を言い合ったら終了です。

約束の場所へ登場人物

約束の場所へでプレイできるのはこの6人です。

1人ずつ簡単に紹介していきます。

 

夏希

大学生、外国語学部3年。成績優秀。夏海の姉。純粋で善良な性格。

恋愛成就のほこらで死んでいた裕也の彼女。

夏海

大学生、外国語学部2年。成績は普通。夏希の妹。捉えどころのない性格。

真司

大学生、外国語学部3年。人当たりが良く、責任感が強い。成績優秀。

このグループのリーダー格のような男。

初めて見たときは女かと思いました笑

汐璃

大学生、外国語学部3年。内向的で慎重な性格。騒がしい環境が嫌い。

慶一朗

外国語学部助教授。学生の試験の答案を採点している。また、外国語読書会を開いている。

津雲

近くの交番の警察官。やる気に満ちているが、この田舎のどかな村に派遣されてしまった。
自分の力を発揮できる日が来ることを願っている。

キャラクターに関してSNSで検索をかけるとネタバレになる可能性があるため注意

 

“”
“”
シロクマ君は誰をやったの?
“”
“”
僕は被害者の彼女である夏希をプレイしたよ!!

”約束の場所へ”おすすめポイント

約束の場所へのおすすめポイントを簡単にまとめてみました。

”約束の場所へ”おすすめポイント

①新感覚の正体隠匿

②マーダーミステリー初心者でも楽しめる

③GMも楽しめる

①新感覚の正体隠匿

マーダーミステリーは正体隠匿ボードゲームや人狼とは一味違う面白さがあります。

例えるなら推理小説を読んでいる時のワクワク感に近いです。

推理小説は読んでいて誰が犯人なんだろうと推理しながら読んでいくと思います。

マーダーミステリーでは読者である自分たちが登場人物になるので、推理小説に入り込んだような楽しさを感じることができます。

②マーダーミステリー初心者でも楽しめる

あと”約束の場所へ”はマーダーミステリーの中でも初心者に向いている作品だと思います。

マーダーミステリーの発症は中国のためストーリーや登場人物が中国よりになっています。

しかし約束の場所へは日本向けに作られているので登場人物の名前やストーリーが日本人向けになっています。

王府百年は中国要素がゴリゴリに入っているのでまずは約束の場所へをプレイすることをおすすめします!

③GMも楽しめる

約束の場所へは1回プレイしてしまったら終わりなので、買っても損と思うかもしれません。

ですが自分がGM(ゲームマスター)になってマーダーミステリー会をプレイしてみるという楽しみ方もあります。

GMは1度プレイしているので登場人物のシナリオを知っいる状態です。

そのため他の人がプレイしているのを見ると、自分がプレイした時と違う展開を見ることができ面白いそうです。

GMは犯人がわかっている状態でゲームを観察する、いわば刑事コロンボや古畑任三郎のような楽しみ方ができるわけです

”約束の場所へ”はどこで遊べるの?

JELLYJELLYCAFE

ジェリージェリーカフェは定期的にマーダーミステリーイベントを開催しているので、

家の近くにあるという方は足を運んでみてください。

他のボードゲームカフェでもプレイできますが不定期開催のお店が多いようです。

「約束の場所へ ボードゲームカフェ ○○県」という風に検索すればイベントをしているボードゲームカフェがヒットするかもしれません。

ただしマーダーミステリーはお店にふらっと行ってできるゲームではないため、開催日時をしっかりとチェックしてくださいね!!

事前に開催日時のチェックと予約を忘れずに!

おわりに

正直、もう一回記憶を消してプレイしたいです。そのくらい面白かったです。

そして次は違う登場人物になりきって願はくば全部やりたいと思いました。

もっと感想を書きたいところですが、

詳しい感想を言うとネタバレになるので言えません・・・

より一層盛り上がりを見せ専門店まで登場したマーダーミステリーですが、今年のゲームマーケットで何作品か新作が出るそうです!!

ゲームマーケットに参加予定のため、たくさん買い込んでレビュー記事を書きたいと思います。

以上、ケイでした!