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後編:大鎌戦役(サイズ)の遊び方と序盤の流れを解説【初心者向け】

hiratake

こんにちはケイです。

この記事は大鎌戦役の遊び方と序盤の流れ(後半)です。

後半では以下の事について解説していきます。

[box04 title=”後半の内容”]

・各勢力(キャラクター)の序盤の動き

[/box04]

前半を読んでいない方やそもそも大鎌戦役を知らない方はこちらもどうぞ

[box06 title=”あわせて読みたい”]

大鎌戦役の遊び方と序盤の流れ(前半)[/box06]

ゲーム名 大鎌戦役(サイズ)
ジャンル エリアマジョリティ・リソースマネジメント・ウォーゲーム
プレイ人数 1〜5人(拡張により7人)
対象年齢 14歳以上
所要時間 120分
サイズ – 大鎌戦役 – 完全日本語版
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大鎌戦役のボードとは

大鎌戦役には勢力ボードとアクションボードの2枚のボードが存在します。

勢力ボード

勢力ボードには固有能力と自身のメックを展開した時に解放されるボーナスが書かれています。

各勢力で渡河能力とスピードは共通ですがそれ以外は異なります。

アクションボード

アクションボードには手番のうちにできるアクションが書かれています。

アクションボードは縦に4分割されており、その中の1つを選び書かれている上段アクションと下段アクションを行います。

[chat face=”image1-e1564664461322.jpeg” name= align=”left” border=”blue” bg=”blue”]勢力ボードとアクションボードの組み合わせ次第で強くなったり弱くなったりするため、簡単に特徴を覚えておくといいですよ![/chat]

各勢力の動き方

[jin-img-kadomaru]ここからは各勢力について序盤の動き方について解説していきます。

ポーラニア

ポーラニアは”遭遇カード1枚につき2つの選択肢を解決可能”という能力を持っています。

[jin_icon_arrowbottom color=”#e9546b” size=”17px”]固有能力

マップ上を駆け回り遭遇カードを取り巻くる姿から”大鎌戦役の出会い厨”と揶揄されているポーラニアですが、

遭遇カードを取れば有利になるということがわかっているので初心者には使いやすいキャラクターです。

ポーラニアはマップ上の遭遇カードをいち早く取立くす必要があるため、内地のファクトリーへ行きファクトリーカードを獲得するのが重要です。

[box04 title=”ファクトリーカードとは”]

ファクトリーカードは”キャラクター”がファクトリーに到着した際にもらえるカードです。

アクションボードの横にくっつけてアクションの1つとして数えます。

[jin_icon_arrowbottom color=”#e9546b” size=”17px”]ファクトリーカード

ファクトリーカードは何種類かありますが、下段アクションは共通して2マス移動です。

通常の移動では1マスしか動けない分、2マス移動は非常に強力なアクションです。

[/box04]

ファクトリーのアクションにより、2マス移動が可能になるとキャラクターの機動力が上がるため遭遇カードを取りやすくなります。

そのためポーラニアはいち早く川を越えてファクトリーに行く必要があるのです。ファクトリーへの行き方は主に3つ

[box04 title=”ファクトリーへの行き方”]

・トンネル建設

・渡航能力(メック解放ボーナス)

・潜水能力(メック解放ボーナス)

[/box04]

とにかく河を越えなければ内地へ行くことができないため、木材を払ってトンネルを作るか鉄を払いメックを展開し能力を得ます。

[jin-sen color=”#f7f7f7″ size=”3px”]

ここまでのアクションをまとめるとこんな感じです。

[box04 title=”ポーラニアの戦略”]
[ptimeline]
[ti label=”STEP1″ title=”資源を獲得”]

生産や交易、遭遇カードの効果によって資源を獲得します。

トンネルを作る場合:木材

メックを展開する場合:鉄[/ti]
[ti label=”STEP2″ title=”建設orメック展開”]

内地へ行くためにトンネルの建設かメック展開を行います。[/ti]
[ti label=”STEP3″ title=”ファクトリーカードの獲得”]

ファクトリーカードの効果である”2マス移動アクション”を使ってマップに散らばっている遭遇カードを撮りまくります。[/ti]
[/ptimeline]
[/box04]

ザクセン

ザクセンは”目的カードの達成、および戦闘での勝利による星の獲得数に制限がない”という固有能力を持っています。

[jin_icon_arrowbottom color=”#e9546b” size=”17px”]固有能力

他国に殴りかからないザクセンは「このチキン」、「ちゃんと仕事しろよ」と煽られます。

とにかく戦力を整える必要があるため、メック展開や軍事力の確保を優先的に行っていきます。

じゃあどうやって軍事力を上げるのかっていう話ですが

[box04 title=”軍事力を上げる方法”]

①増強

1金払って軍事力を2上げることができます。改良を使うことで軍事力を2から3に引き上げることができます。一番シンプルに軍事力を上げることができるアクションです。

 

②徴兵

徴兵で改良の徴兵マスを上げておくことで、自分または両隣のプレイヤーが改良を行った際に軍事力を1上げることができます。

 

③造兵廠の建設

造兵廠を建設しておくことで、上段アクション(この場合は交易)を行うたびに軍事力を1上げることができます。

[/box04]

上記の方法で軍事力を上げ他国との戦争に勝てるようにしておくのがコツです。

ザクセンの理想としては

【目的カード×2、戦闘勝利×3、メック展開×1】計6つの星で勝つことです。

目的カードの2枚を達成させることが難しければ他で代用しましょう。

[jin-sen color=”#f7f7f7″ size=”3px”]

ザクセンのアクションをまとめるとこんな感じです。

[box04 title=”ザクセンの戦略”]
[ptimeline]
[ti label=”STEP1″ title=”資源の獲得”]

メック展開に必要な鉄、または改良に必要なオイルを獲得

[/ti]
[ti label=”STEP2″ title=”改良orメック展開”]

改良をしてメック展開の鉄コストを1下げる

アクションボードによってはメックのMAX展開を目指す。

[/ti]
[ti label=”STEP3″ title=”軍事力の確保&戦闘”]

軍事力を上げつつ戦闘ができるタイミングまで待ちます。

メック展開ボーナスで”トンネルでの戦闘の場合相手の戦力は−2される”というものがあるので、なるべくトンネルでの戦闘を心がけましょう

[/ti]
[/ptimeline]
[/box04]

クリミア

クリミアは手番中に1回、手札の戦闘カード1枚を任意の種類の資源トークン1個とみなして消費可能という固有能力を持っています。

[jin_icon_arrowbottom color=”#e9546b” size=”17px”]固有能力

固有能力があまりにも強力かつ攻守のバランスが取れているクリミア、勝ちを約束されている勢力と言われるくらい強いため集団でボコボコにされることもしばしば。

クリミアは何と言っても【徴兵→戦闘カード獲得→生産→徴兵・・・】というループが最強です。

いち早く徴兵をMAXにし他国からのボーナスをもらうことを目指します。

[box04 title=”徴兵について”]

[jin_icon_arrowbottom color=”#e9546b” size=”17px”]徴兵アクション

徴兵アクションで徴兵マスを解放することによって、自分または両隣のプレイヤーが徴兵をするたびに戦闘カードを1枚入手することができます。

つまり徴兵のたびに何にでもなる資源を1個もらっているようなものです。

さらに徴兵アクションの上段が生産アクションだった場合は最高の組み合わせです。

[jin_icon_arrowbottom color=”#e9546b” size=”17px”]例)機械主義

クリミアの初期配置には食料マスがあるため、【食料を生産→その食料を使って徴兵→戦闘カード入手】というゴールデンコンボが誕生します。

しかし大鎌戦役は同じアクションを毎ターン打つことはできない(1部勢力を除く)ので、途中でメック展開や改良をうまく使い徴兵MAXを目指しましょう

[jin-sen color=”#f7f7f7″ size=”3px”]

クリミアのアクションをまとめるとこんな感じです。

[/box04]

[box04 title=”クリミアの戦略”]

[ptimeline]

[ti label=”STEP1″ title=”資源獲得”]

徴兵の場合:食料

ワーカーを増やす場合:労働者

[/ti]

[ti label=”STEP2″ title=”徴兵&その他”]

徴兵によって徴兵マスを解放、戦闘カードを入手しやすくする。

徴兵とその他アクションを繰り返す(メック展開や改良等)

[/ti]

[ti label=”STEP3″ title=”徴兵完了後”]

徴兵完了以降のプレイングは隣国の状況次第で変わってきます。

ザクセンがいる場合は軍事力を上げたり、メック展開ボーナスの偵察を上げておくといいかもしれません[/ti]

[/ptimeline]

[/box04]

ノルディック

ノルディックは”労働者が任意の地形へ渡河可能”という能力を持っています。

[jin_icon_arrowbottom color=”#e9546b” size=”17px”]固有能力

つまり労働者がどこにでもいけるということなので、初期の移動範囲内にすべての資源獲得マスが揃っていることが強みです。

アクションボードの組み合わせや隣国の動きを見て臨機応変に対応できるノルディックですが、

固有能力が割としょぼいのと初心者だと動き方がわからないことから”やっていてつまらない”という声もしばしば聞こえてくるかわいそうな勢力です。

ノルディックはアクションボードの種類によって内政をとるか否かを決める必要があります。

[box05 title=”内政とは”]

ここで言う内政とは移動せずに自国の周りだけでアクションをし続けることを言います。

クリミアの生産→徴兵ループがまさにこれです。

[/box05]

取り合えず資源を蓄えるorファクトリーに行くことを目指していきます。

ファクトリーに行くためにはメック展開ボーナスで得られる①渡河能力②スピード+1が便利です。

[box04 title=”ノルディックの戦略”]

[ptimeline]

[ti label=”STEP1″ title=”資源獲得”]

メック展開の場合:鉄

内政で進める場合:ワーカー

[/ti]

[ti label=”STEP2″ title=”メック展開”]

メック解放ボーナス:①渡河能力 ②スピード

[/ti]

[ti label=”STEP3″ title=”ファクトリーカード獲得”]

ファクトリーカードの中でも自分のアクションで補えないものを獲得。

例えば上段と下段アクションがかみ合わず徴兵が腐りそうなら、上段が徴兵アクションのファクトリーカードを取る

[/ti]

[/ptimeline]

[/box04]

ロスヴィエト

ロスヴィエトは”直前の自分の手番に選択したプレイヤーマットのエリアを選択可能”という能力を持っています。要は同じアクションを打ち続けられるということです。

[jin_icon_arrowbottom color=”#e9546b” size=”17px”]固有能力

この固有効果もさることながら、一番の特徴はメック展開ボーナスである”地域社会”です。

地域社会を解放することによって支配する村から直接ファクトリーに移動できるようになります。

そのため他の勢力よりも圧倒的に早くファクトリーに到達することができます。

もしアクションボードでハズレを引いてしまった場合でも、早期にファクトリーアクションを獲得できるためアクションボードによる影響を受けにくいのがいいですね。

同じアクションを連打できる固有能力が活きてくるアクションボードであれば内政を進め、それ以外の場合は早々にファクトリーを目指しましょう!

[box04 title=”ロスヴィエトの戦略”]

[ptimeline]

[ti label=”STEP1″ title=”資源の獲得”]

メック展開用:鉄

[/ti]

[ti label=”STEP2″ title=”メック展開”]

メック解放ボーナスである地域社会を開け、ファクトリーに移動できるようにします。

[/ti]

[ti label=”STEP3″ title=”遭遇&ファクトリーアクション”]

ファクトリーアクションの上段アクションを使いつつ、下段の移動アクションで遭遇カードをとりまくります。

[/ti]

[/ptimeline]

[/box04]

[/jin-img-kadomaru]

おわりに

簡単に各勢力の戦い方についてまとめてみました。

固有能力がはっきりしているポーラニアやクリミアあたりは簡単ですが、ノルディックなど他国の動きを見て臨機応変タイプは難しいですね。

また勢力ボードとアクションボードの組み合わせによってはプレイングが変わってくるので、アクションボードについてもまとめていきたいと思います。

以上、ケイでした

[box06 title=”あわせて読みたい”]

(前半)【初心者向け】大鎌戦役(サイズ)の遊び方と序盤の流れを解説

[/box06]

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