ハンチョウ

金が欲しい!!どうしても金が!!
ワシは金に困っていた。
地下労働施設で行っているチンチロ、ワシはそのチンチロでイカサマすることによって地下で使用できる通貨”ペリカ”をたくさん持っていた。
しかしあのクズ、ハイジがきて状況は一変。あいつがワシのイカサマを見破りやがったせいで今までのペリカは全て毟り取られちまって一文無しになっちまった。
ワシは地下でペリカを稼いで、そのペリカを金に変えたり”1日外出権”という地上に出る権利を買い贅沢をするのが楽しみなんだが、その楽しみもできなくなっちまった。
ワシが贅沢できないとなると、ワシの日常を描いたスピンオフ”1日外出録ハンチョウ”の継続も怪しくなってくる。
なんとしてもそれだけは避けなきゃいけねぇ。
ハイジが地下から脱出して1ヶ月後、サンジョウという皇愛グループの裏賭博場で支配人をしていたという男が地下労働者として連れてこられた。
どうやらサンジョウはハイジとのギャンブルに負け、ハイジに10億円ほど持っていかれたらしい。
「ハイジはそんな大金を手に入れたのか・・・」
ハンチョウ、圧倒的敗北感っ!!
しかしその時、ハンチョウの元に届く謎の招待状
「ん~ん?賭博黙示録ハイジ50巻記念パーティ?」
そう!それは賭博黙示録ハイジ50巻発売記念パーティへの招待状、つまり地下から外に出られなおかつハイジに会うことができる千載一遇の”チャンス”
まさに僥倖・・・!圧倒的僥倖!!
「このパーティ中にハイジから金を盗んでやろう・・・
なぁに簡単なことだ、ハイジはギャンブルだけは強いが基本的に人を信じるアホだからなぁ」
ハイジから金を盗む決意を胸にハンチョウは希望の船エルポワールに乗船した。
タイムライン
17:00 エルポワール乗船
18:00 賭博黙示録ハイジ50巻記念パーティ開始
18:30 福本先生に挨拶に行く。
1日外出録ハンチョウの発売&アニメ化のお礼を言う。
福本から「ハンチョウは人気があるからね、これからもしっかり外出してくれ」
と言われた。
『金が底を尽きたとは言えない、何とかしてハイジから金を盗まなきゃ』
19:15 ハイジにパチンコ沼で勝った金はどこだと聞きに行く
ハイジ「俺の手元に金は残ってない。」
ハイジ「早くどこか行っちまえこのイカサマ野郎」
あからさまに隠してるな・・・よし今夜ハイジの部屋に忍び込もう
20:00 サンジョウを見かける。
『これも地下労働者のよしみだ~何か話をしてやろうじゃないか』と思い近づく
しかしサンジョウ無視、圧倒的無視!!
20:30 ソネガワが不適な笑みでハイジを見ていた。
21:00 パーティ終了
21:05 フロントに行く。
ハイジの部屋に忍び込むため301号室のスペアキーをなんとかして受け取る。
21:10 自室へ戻る。
自室へ戻り、盗みに入る機を伺う
22:00 ハイジが部屋から出たのを確認、ハイジの部屋へ
22:05 ハイジのカバンを漁るも金が入っていない。
『あいつのカバン何にも入ってねーじゃねーか』
22:10 ハンチョウ、とりあえずハイジの部屋から出る。
圧倒的外出っ!!
22:15 鍵を持ったままだと怪しまれると思い、鍵を返すためフロントへ行こうとする。
しかし3Fからの出口やエレベーター前には黒服が立っていた。
ハンチョウ「ワシはフロントに行きたいんだがぁ」
黒服「今はまだ駄目だ。明日にしろ。ちなみに何の用だ」
ハンチョウ「いや、うん、無理ならいいんだワシは別に」
(そもそも3Fの出入口に黒服なんていたか?)
23:00 フロントへ鍵を返しにいった。
どうやら黒服達がいなくなったようだ。
フロントスタッフから鍵を返しに来るのが遅いと言われたが無視した。
23:15 就寝
翌8:05 ホテルマンが部屋に訪ねてきたことで目が覚める。
そいつが言うには305号室の福本先生が死んでいたそうだ。
ミッション
①犯人を当てる 4点
②ハイジの部屋に入ったことがハイジにバレない 2点
③22:00にハイジが部屋を出た理由を突き止める 2点
④(自己紹介を除く)、ゲーム中以下のセリフを必ず1回ずつ述べる。 2点
「殺し方がヘタッピ。」
(使用例:「ハイジくぅん…いくらなんでも殺し方がヘタッピ。それじゃあバレバレだよ」)
「ノーカン!ノーカン!」
「本当に欲しいのは○○だろ?」
(使用例:本当に欲しいのは金だろ?)
「許してやろうじゃないか寛容な精神で」
(大人の男を演じたい時に使いましょう)
「ざわ・・・ざわざわ・・・」
「殺ったな」
(ゲーム終了時、自己判断)
※なるべく違和感なく言いましょう
※ゲーム終了後、自己判断で採点
【情報開示①または②で公開される情報】
10000ペリカが入った財布(日本円で1000円)