九頭竜館の殺人:グループSNE初のマーダーミステリー作品(ネタバレなし)

こんにちは、ケイ(@twitter)です。
今回紹介するのは”九頭竜館の殺人”です。
”九頭竜館の殺人”はグループSNEがパッケージ品のマーダーミステリーとして初めて制作したもので”何度だって青い月に火を灯した”と同時に販売されました。
ほとんどのマーダーミステリーはGM(ゲームマスター)が必要ですが、”九頭竜館の殺人”はGM不要のマーダーミステリーとなっているため
全員がプレイヤーとしてマーダーミステリーを楽しむことができます。(もちろんGMを入れても大丈夫です。)
[chat face=”image1-e1564664461322.jpeg” name= align=”left” border=”blue” bg=”blue”]ゲームマーケット2019秋の先行販売で購入してきたので、開封レビューをお届けします。[/chat]
ゲーム名 | 九頭竜館の殺人 |
---|---|
ジャンル | マーダーミステリー |
プレイ人数 | 7〜9人 |
対象年齢 | 15歳以上 |
所要時間 | 120分以上 |
https://oreno-turn.com/2019/11/24/sne-muder-mystery/
ゲームを始める前にこれだけは確認!!
<<プレイする方に向けて>>
九頭竜館の殺人はGM不要のマーダーミステリーですが、マーダーミステリー経験者が0人の状態でプレイした場合、解釈で揉めたりどういうことかわからくなると感じました。
なのでここだけは確認した方がいいというところを簡単にですが、まとめてみました。
カードの扱いについて
[chat face=”img_6480-e1565128933502.jpg” name= align=”right” border=”green” bg=”green”]このカードってもらっていいの?[/chat]
[chat face=”image1-e1564664461322.jpeg” name= align=”left” border=”blue” bg=”blue”]違う!!カードの中には獲得できないものもあるよ!![/chat]
プレイヤーは調査フェイズの際、調査トークンを支払うことによってカードを獲得することができます。
しかしカードのテキストに”場に戻す”という記載があった場合は場に戻しましょう。
そして自分の部屋のカードはとることができません。(自分で自分の秘密を握りつぶすことになるため)
またマーダーミステリーは嘘をついてもいいですが、所有しているカードの枚数と種類に関しては嘘をつくことはできません。
質問された場合は正直に答えましょう。
[box05 title=”カードについてまとめ”]
・調査トークンを1つ支払うことで獲得or確認可能
・カードの開示&交換は所有者(調査トークンを支払って得たプレイヤー)の自由
・自分のカードは調査トークンを使って獲得することができない
・持っているカードの枚数&種類については嘘をつけない
[/box05]
アクションフェイズの扱いについて
九頭竜館の殺人においてアクションフェイズってめちゃめちゃ重要なんですよ!!
特にパワーが関わってくるものに関しては念入りに説明をお願いします。
察しのいい人は”何のためのパワーおよびスキルなのか”がわかると思います。しかしそんな人ばかりではありません。
[chat face=”image1-e1564664461322.jpeg” name= align=”left” border=”blue” bg=”blue”]アクションフェイズは色んな言葉が出てくるので丁寧に説明しましょう。
ただゲームが始める前にはピンとこないことが多いです。第1フェイズの終わりで再度アクションの説明をしてもいいかもしれません。[/chat]
名札を用意
もちろん”九頭竜館の殺人”の内容物に名札は入っていません。
ただ名札が入ってないと、だれがどのプレイヤーかわからなくなります。
[chat face=”image1-e1564664461322.jpeg” name= align=”left” border=”blue” bg=”blue”]まぁシナリオに名前と絵が書いてあるので、それでわかるようになってるんですけどね。[/chat]
よりプレイしやすい配慮をされるのであれば、名札を用意しましょう!
『九頭竜館の殺人』ってどんなゲーム?
古い館で開かれた降霊会の翌日。地下室の奥で「魔女の血を引く」と自称する霊能者の死体が発見された。容疑者は降霊会に参加した記者、大学教授、画家、運転手、館の当主などそれぞれ背景の異なる9名。この地に残る「太古に人々を支配した化け物」の伝説は、事件にどんな影を落とすのか?
引用:グループSNE
”九頭竜館の殺人”は魔女や太古の化け物、霊能者といった要素が入っているマーダーミステリーとなっています。
製作者のグループSNEさんが「クトゥルフ神話をテーマにしたTRPGが好きな人は特に楽しめるはず。」と言っているので
クトゥルフTRPG好きの方には刺さるマーダーミステリーかもしれません!
[chat face=”image1-e1564664461322.jpeg” name= align=”left” border=”blue” bg=”blue”]クトゥルフ系マーダーミステリー、気になりますね![/chat]
勝利条件(犯人)
自分が犯人であることを隠し通す。
+サブミッションの達成
勝利条件(犯人以外)
事件の真相にたどり着き、誰が犯人なのかを当てる。
+サブミッションの達成
内容物
[jin-img-kadomaru]
[/jin-img-kadomaru]
ルールブック1冊
設定書×9冊
調査トークン各4個×9キャラクター分(合計36個)
キャラクターごとの部屋カード各4枚×9キャラクターぶん(合計36枚)
使用人部屋カード14枚
地下室カード3枚
塔カード3枚
特別な手がかりカード2枚
注釈カード2枚
エンディングブック1冊
ゲームの準備
[box05 title=”準備すること”]
①封を切りカードを所定の位置に並べる
②エンディングブックを箱にしまう
③メモと筆記用具の用意
[/box05]
パッケージに入っているカードの封を切り、説明書に記載されている位置へ配置します。
封を開ける時に誤ってカードの内容を見てしまうかも・・・
と思われるかもしれませんが、ちゃんとネタバレ防止対策をされています
[jin_icon_arrowbottom color=”#e9546b” size=”17px”]アイテムカード裏
[jin_icon_arrowbottom color=”#e9546b” size=”17px”]アイテムカード表(内容が書かれている方)
[chat face=”image1-e1564664461322.jpeg” name= align=”left” border=”blue” bg=”blue”]”何度も青い月に火を灯した”も同様の工夫がなされています。
さすがグループSNE!![/chat]
次にエンディングブックを箱にしまいます。
もちろんですがエンディングブックは絶対に見ないようにしましょう
[jin_icon_arrowbottom color=”#e9546b” size=”17px”]エンディングブック
さいごに筆記用具とメモをそれぞれ用意すれば準備完了です。
登場人物
ここからは登場人物の公開情報について書いていきます。
[jin-img-shadow]
当主
養女
妻
夫
運転手
画家
霊能者の助手
教授
記者
[jin-iconbox01]プレイヤー人数が7〜8人の場合は使わないキャラクターが出てきます。[/jin-iconbox01]
どのキャラクターを使わないかはネタバレにつながる恐れがあるためここでは伏せておきます。
しかし準備時に説明書を読んだプレイヤー(進行役)には7〜8人プレイ時どのキャラクターが使わなくなるかバレてしまいます。
つまり絶対に犯人ではないキャラクターがバレてしまうということです。
なのでGMを用意せずにプレイする場合はその情報について共有してもいいかもしれません。
[chat face=”image1-e1564664461322.jpeg” name= align=”left” border=”blue” bg=”blue”]説明書を読んでいる進行役がそのキャラクターを演じるでもいいかもしれません。[/chat]
[/jin-img-shadow]
ゲームの進め方
ゲームの進め方をざっくり説明します。
[ptimeline]
[ti label=”STEP1″ title=”オープニングフェイズ”]”九頭竜館の殺人”についてのストーリーを代表者1名が読み上げた後、カードの使用や嘘を言えるのかどうかといったルール説明を行います。
そして各プレイヤーは全員の公開情報を共有したらゲームスタートです。[/ti]
[ti label=”STEP2″ title=”第1調査フェイズ”]全員で事件が起こった時の行動の話をしたり、少人数だけで会話(密談)をして事件を調査していきます。
また調査トークンを使ってカードを獲得することもできます。カードには現場の状態や他プレイヤーの所持品等が書かれているため事件解決のヒントを得ることができます。
[jin_icon_arrowbottom color=”#e9546b” size=”17px”]調査トークン
[jin-img-kadomaru]
[/jin-img-kadomaru][/ti]
[ti label=”STEP3″ title=”第1推理フェイズ”]
いったん全員でテーブルを囲み自分の推理を1人1分程度で話していきます。[/ti]
[ti label=”STEP4″ title=”第2調査フェイズ”]調査トークンを補充して調査フェイズ1と同様に調査を行います。[/ti]
[ti label=”STEP5″ title=”第2推理フェイズ”]これまでに得た情報をもとに誰が犯人なのかを考えていきます。[/ti]
[ti label=”STEP6″ title=”投票フェイズ”]犯人だと思うプレイヤーをせーので指差します。[/ti]
[ti label=”STEP7″ title=”アクションフェイズ”]アクションを発動できるプレイヤーはアクションを起こすことができます。
[/ti]
[ti label=”STEP8″ title=”エンディングフェイズ”]この物語の結末を読み、みんなで感想を言い合ったら終了です。[/ti]
[/ptimeline]
[chat face=”image1-e1564664461322.jpeg” name= align=”left” border=”blue” bg=”blue”]他のマーダーミステリーにはない”アクションフェイズ”が気になりますね[/chat]
『九頭竜館の殺人』がプレイできる場所は?
[chat face=”img_6480-e1565128933502.jpg” name= align=”right” border=”green” bg=”green”]買わないけどやってみたい場合はどうするのさ[/chat]
[chat face=”image1-e1564664461322.jpeg” name= align=”left” border=”blue” bg=”blue”]twitterを使って探すしかないね[/chat]
”九頭竜館の殺人”を購入まではいかないけどプレイはしたいという方はtwitterで検索をかけてみてください。
「九頭竜館の殺人 募集 (自分が住んでいる地名)」という風に検索をかけると自分の近所で開催予定のマーダーミステリーオープン会がヒットするハズです。
または近くにボードゲームカフェや人狼ハウスがある場合は公式twitterを見てみてください。
もしかしたら九頭竜館の殺人体験会を開いているかもしれません。
イベント開催時のルール(店舗やイベンターの方)
”何度も青い月に火を灯した”および”九頭竜館の殺人”は個人で遊ぶことを前提に作られています。
参加者の方々からお金をもらってイベントを開催しようと思っている店舗やイベンターの方々は
1プレイごとに1パッケージの購入を心がけてください!!
「Mystery Party in the Box」は個人による購入を前提に制作されております。本作の内容をサービスとして提供したいボードゲームカフェ様、プレイスペース様、イベンター様等は、1プレイごとに1パッケージのご購入ならびにご開封をよろしくお願い申しあげます。
— MYSTERY PARTY IN THE BOX【公式アカウント】 (@MysteryPartyBox) November 7, 2019
[chat face=”image1-e1564664461322.jpeg” name= align=”left” border=”blue” bg=”blue”]しっかりルールを守ってマーダーミステリーを楽しみましょう!![/chat]
ツイッターでの感想
#今日のゲーム録
グループSNEさんより発売のマーダーミステリー
「九頭竜館の殺人」
を7人で遊びました。実は中盤までルールを間違えて遊んでたんですが、それでも凄く楽しめました。
シナリオを知ってるけどもう一度遊びたいTRPG、人狼、ボドゲ型脱出ゲームを合わせたような作品だと感じました。 pic.twitter.com/zHVOIt23uN
— 死仁 士希(sini-siki) (@ajtdmwg_o_d) November 24, 2019
九頭竜館の殺人を速攻プレイ!
めっちゃ面白かった!!
プレイヤーにも恵まれ大満足。#マーダーミステリー#九頭竜館の殺人 pic.twitter.com/ULZuUVYBXo— ダチ (@dh_jinroh) November 23, 2019
『九頭竜館の殺人』感想
[jin-iconbox01]シナリオのネタバレは含みません[/jin-iconbox01]
今回は九頭竜館の殺人を紹介しました。
グループSNEさんが同時に発売した“何度でも青い月に火を灯した”よりも初心者向けのマーダーミステリーに仕上がっていました。
その理由は主に2点
①時系列が簡素
②証拠が少ない
時系列(当日の行動)がざっくり書かれていて、頭に入れるのが楽です。
さらに登場する証拠品等のカードが少ないため推理があまりブレず犯人に辿りつきやすくなっています。
[chat face=”image1-e1564664461322.jpeg” name= align=”left” border=”blue” bg=”blue”]つまりマーダーミステリー初心者でもわかりやすいように作られているってこと[/chat]
また”何度でも青い月に火を灯した”と同様にGM不要で遊べる点と3000円代という手に入りやすい価格は魅力的です。
人数は7〜9人と九頭竜館の方が多いので人数を集めることができるならば九頭竜館からプレイしてみて、その後”何度だって青い月に火を灯した”をプレイするのがいいんじゃないかと思います。
[chat face=”img_6480-e1565128933502.jpg” name= align=”right” border=”green” bg=”green”]MAX9人は集まらないかもな[/chat]
[chat face=”image1-e1564664461322.jpeg” name= align=”left” border=”blue” bg=”blue”]ツイッター等のSNSやLineオープンチャットで集めるしかないかもね[/chat]
以上、ケイでした!!
https://oreno-turn.com/2019/11/24/sne-muder-mystery/
https://oreno-turn.com/2019/09/24/mystery/